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外国人材の受入れ支援

制度の選び方から、費用の全体像、受け入れた後の体制づくりまで。
「聞いていた話と違う」が起きないように、先に全部お伝えします。

結論から。外国人材は「安く雇うための手段」ではありません。特定技能では日本人と同等以上の報酬が法律上の義務で、月給制が原則です。加えて月3.5〜5万円の間接費がかかります。

価値は別のところにあります。来てくれること、若いこと、複数名を計画的に確保できること、そして辞めにくいことです。ここを取り違えたまま進めた会社が、いちばん苦しくなります。

まず、どの在留資格なら現場に入れるのか

「外国人を雇う」と一言で言っても、在留資格によってできることが全く違います。作業員として現場に入れるかどうかで整理すると、こうなります。

在留資格現場作業雇用形態押さえどころ
特定技能1号(建設) 直接雇用のみ
派遣不可
土木/建築/ライフライン・設備の3区分。全国で51,122人(2025年12月末)
特定技能2号(建設)
職長級
直接雇用のみ 在留期限なし・家族帯同可。3,148人(同)と半年で倍増
技能実習
→2027年4月に育成就労へ
監理団体経由の直接雇用 移行後は転籍制限が1〜2年に。人が動きやすくなる方向
身分系
永住・定住・日本人の配偶者等
制限なし
派遣も可
就労制限なし。ただし労働市場では日本人と同じ相場で競合します
留学生(資格外活動)
週28時間まで
アルバイト 建設現場を禁じる規定はないが、安全教育と保険の負担で敬遠されがち

出典:出入国在留管理庁(特定技能在留者数・2025年12月末時点)

ここが混同されやすい点です。特定技能は直接雇用のみ。そして建設分野では、そもそも作業員の労働者派遣が法律で禁止されています。「特定技能の人を派遣で3人」という提案が来たら、それは制度上成立しません。

特定技能「建設」で受け入れるための要件

建設分野は、他の分野より要件が多く設定されています。受け入れる会社側で揃えるものは、次の7点です。

  1. 建設業許可を持っていること
  2. CCUS(建設キャリアアップシステム)に登録していること。会社と本人の両方
  3. JAC(建設技能人材機構)に加入していること
  4. 日本人と同等以上の報酬、かつ月給制であること。昇給計画も必要
  5. 本人への事前説明を母国語等で行うこと
  6. 受入れ後の講習を受講させること
  7. JACの巡回指導を受け入れること

これに加えて、国土交通省の「建設特定技能受入計画」の認定が必要です。1号で受け入れられる人数は、常勤職員数が上限になります。

「月給制」がいちばんの壁になります。日給月給が当たり前の会社では、賃金規程そのものを組み直す必要があります。ここを曖昧にしたまま申請すると、計画認定で止まります。就業規則と賃金規程の設計は、私たちが最も得意とするところです。

費用の全体像(隠さずに書きます)

費目金額の目安備考
初期費用(海外から招く)50〜150万円送出機関費用・渡航費・在留手続・住居の準備
初期費用(国内在住者の転籍)10〜30万円手続き中心。期間も短い
JAC受入負担金月12,500円(一律・1号のみ)JAC公式で確認(2026年7月時点)
登録支援機関への支援委託費月2〜3万円平均28,386円
月額の間接費 合計約3.5〜5万円/人給与とは別にかかります

出典:JAC(建設技能人材機構)公式サイト、出入国在留管理庁調査の引用値

給与相場は、特定技能全体で月給25.03万円(令和6年・厚生労働省 外国人雇用実態調査/前年比+7.6%)、建設分野は25.8万円前後というのが業界の値です。

計算してみてください。給与25万円+間接費4万円+寮の補助を積むと、総額は日本人の未経験〜若手と同じか、やや上になります。「安く雇う」ための制度ではないことが、数字で分かるはずです。

当社の役割

当社は、有料職業紹介事業・労働者派遣事業・登録支援機関のいずれの許可・登録も受けておりません。人材のご紹介や派遣は行わず、受入れ体制づくりと採用活動のご支援(コンサルティング)を行います。

  • どの制度が御社に適合するか、要件と費用を並べて一緒に決めます
  • 月給制への賃金規程の組み直し、就業規則、36協定、社会保険の整備
  • CCUS登録・建設特定技能受入計画の準備
  • 監理団体・登録支援機関との連携(当社が紹介や派遣を行うことはありません)
  • 受入れ後の定着支援、住まいの確保(不動産会社と連携)

よくあるご質問

できません。特定技能1号・2号はいずれも直接雇用に限られます。加えて建設分野では、作業員の労働者派遣そのものが禁止されています。派遣が可能なのは、永住・定住・日本人の配偶者等といった就労制限のない在留資格の方だけです。
海外から招く場合は、受入計画の認定申請から入国まで合計5〜6ヶ月が目安です。国内にすでに在留している方の転籍採用なら1〜2ヶ月程度に短縮できます。急ぎであれば、後者から検討することになります。
可能です。ただし1号で受け入れられる人数は常勤職員数が上限です。また、1人だけだと本人が孤立しやすく、定着の面では不利になります。複数名か、同じ国の方が近隣にいる環境かを一緒に考えることをおすすめしています。

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受入れの設計だけを切り出してご依頼いただくこともできますが、多くの会社では採用・定着・給与計算までひと続きです。 料金は従業員数だけで決まります(〜20名で月12万円/税別・給与計算込み)。

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まずは「うちの場合はどうなる?」を
聞くところから。

採用するかどうか、まだ決まっていない段階で大丈夫です。制度の説明だけでも、求人票を見ての見立てだけでも構いません。

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